トレッキングなどの山岳型スポーツ、渓谷などでのフィッシング。暮らしの近くに、自然を満喫できるフィールドがある嶺北地域。最近は、早明浦ダムの穏やかな湖面を利用したウォータースポーツが注目を集めています。フィッシングやパドルボート、さらには、国内でも数少ないフライボードも上陸。また、ダム湖の周囲では、森のなかを颯爽と走るサイクリングが楽しめます。自然を楽しむ山の暮らしで、心身をリフレッシュしましょう。
NPO法人さめうらプロジェクト
高知県土佐郡土佐町
電話0887-70-1541 FAX 0887-70-1542
E-Mail info@lovesameura.com
早明浦ダムは、四国三郎の名で知られる吉野川の上流に作られた治水、利水、水力発電などの多目的ダム。完成は昭和48年。完成有効貯水容量は2億8,900万m³で、全国第4位。水は四国全県に分けられ、文字通り、四国のいのちを支える「四国の水がめ」です。ダムでできた人口湖は「さめうら湖」と呼ばれ、ダム湖百選にも選ばれています。最近では、春・夏・冬の夜にダムのライトアップが行われ、若者たちの人気を集めています。
独立行政法人水資源機構
池田総合管理所
早明浦ダム・高知分水管理所
高知県土佐郡土佐町田井6591-5
電話 0887-82-0485 FAX 0887-82-0487
四国の中央に位置する嶺北地域は、1,000m級の山々を背後にした山間地域で、土佐町も本山町もともに総面積の90%以上が森林です。そのため、平地が少なく、山の斜面を切り開いて、水田を作っていました。先人たちが耕した農耕地は、いま、美しい棚田として残っています。土佐町では相川地区、本山町では吉延地区と大石地区が有名で、これらの棚田で作られた米は、寒暖差のある山の気候、土、水などの好条件にも恵まれ、地域のブランド米として、県内外から注文が殺到しています。
棚田散策エリア
土佐町 相川地区
本山町 吉延地区、大石地区
古田地区、権代地区
汗見川地区
有川浩さんの小説 『阪急電車』にも登場する嶺北地域の地酒・銘酒「桂月」。名前の由来は、酒と旅を愛した土佐の文人・大町桂月で、創業は明治10年。美しい水と土佐町相川地区の棚田で作られた旨い米、そこに、こだわりの酒造りが加わり、この地ならではの地酒が生まれました。山の旬菜を肴に飲む一杯は、格別の味。また、酒蔵となりの土蔵造りの建物は、資料館として開館。入館料はカップ酒という粋な風情をお楽しみください。
土佐酒造株式会社
高知県土佐郡土佐町田井418
電話 0887-82-0504 FAX 0887-82-1984
URL http://www.keigetsu.co.jp/